栗の渋皮煮レポート

ブログをさぼっていたので、一週間前の話になるが、
近所の八百屋に大きな栗が売っていたので、渋皮煮をつくってみようと思い立った。
渋皮煮は人生初の試みだったのだが、なぜ渋皮煮をつくろうとおもったかというと、 twitterで漫画家の羽海野チカさんをフォローしていて、渋皮煮の話題がでていたため。

結果からいうと初めてにしてはそれなりの形にできたような気がする。
が、渋皮煮奥深し。。。

渋皮煮はネットでも重曹あり、なし含め、作り方はいろいろな説があってどれが一番いいかというのは結局自分でやってみないとわからないように思った。
以下、今回の作成レポート&メモ。。(小分けに作業してるので3日かかってます)

栗1kg (大きな栗だったので25粒くらいだったとおもう)


  • 10/30

台風。渋皮煮日和。

1、栗の鬼皮をふやかしてむきやすくする。
鍋にお湯を湧かし、湧いたら栗を投入。そのままお湯がぬるくなるまで放置。


2、鬼皮剥き作業。
「くりくり坊主」とか鬼皮剥き専用の刃物が販売されているが(羽海野チカさんのtwitterはまさにこの話題)
今回は果物ナイフ。
むいたらすぐ、水につけていく。
大きい栗だったからそれなりにむきやすかった。


3、灰汁抜きと渋皮をギリギリとる作業。
鍋に水と鬼皮をむいた栗をいれ湯で、沸騰してから15分くらい煮たら、にごった水を捨てて、
栗を指でこすりながら渋皮をとる。
これを最終的に4〜5回はするのだが、2回目くらいで疲れてしまい、お湯につけたまま、放置の策をとった。
この日は終了。
通常、一回めの茹でで重曹をつかって灰汁などをとる場合が多数だが、なんと重曹が家になく、
外が雨だったので、重曹なしでやってみることにした。
重曹なしのレシピをネットで探していたら、少数だが重曹なしのレシピもあり。
重曹なしの場合、煮る回数を増やす説と、一日放置しておく説と、最終的にブランデーを入れる説の大きく3つを発見。
私は一日放置することにした、ということになる。)


  • 10/31

台風が過ぎ、雨があがったがくもり。
この日、ポートレート写真を頼まれていたため、
15時くらいまで写真撮影。
帰ってきてから渋皮煮の続き作業…。


4、さらに栗がつるつるになるまで。
栗を煮て、濁ったお湯を捨て、栗を指でこすったり、爪楊枝などもつかって筋を取る。
を繰り返し3回。。。
多分何回ゆでこぼしをするかは、栗の質にも関係すると思われる。
この時点で、なぜか左人差し指が腱鞘炎のような痛み。
そして、この栗をきれいにする作業は、どこまでがゴールなのかがわからない。



5、砂糖を入れて煮つめていく。
きれいになったとおもわれる(okを出すのは自分、そしてここでのokだしの結果が後の栗の渋みとなる、ということが後でわかる)栗にひたひたに水を入れ、
砂糖300gと塩少々。そしてひたすら弱火で煮詰めていく。
(ネットのレシピ等は砂糖500入れてる人もいたけど、今回は甘さ控えめをねらった)


ある程度煮たところで、夕飯もつくらなくてはならず、今日は終了。。。


  • 11/1 続き

6、さらに煮詰め、瓶詰め。
さらにコトコトにつめる。
瓶は一応、鍋で煮て煮沸消毒して、瓶につめて完成!!長かった!
瓶3個と自分ち用ができた。
瓶1個はダンナの実家に、2個は会う予定があった友人2名に渡しました。



栗によって多少妥協した栗があり、それは渋みがちょっと残っていたが、
渋みのないおいしい栗もあった。
どのくらい渋みを残すのか含め好みもあるのかもしれないが。。
しかし、最初にしてはそれなりの形になったように思います。


そして、今回の作業がベストなのかも謎です。
重曹を使うとどうなのか、というのも気になります。



それにしたも渋皮煮やマロングラッセが買うと高いのが理解できた作業であった…。



そして、実はお店の渋皮煮を食べたことがないことにきづき、お店と自分作の違いもわからないのであった…。



お店のも買って食べてみないとな〜。